研修テーマ:中小企業診断士だからできる事業承継支援の最新技法

研修テーマ
中小企業診断士だからできる事業承継支援の最新技法

事業承継が中小企業の課題になっているが、税理士による相続税対策=「財産」
承継の支援が中心で、効果的な「事業」承継の支援は行われていない。
本研修では、中小企業診断士が「ビジョン・戦略の転換」と「経営システムの構築」という2つで
「事業」の承継を支援する最新の技法を習得していただく。

【中小企業の事業承継の現状・課題と診断士の役割】
最初に、中小企業における事業承継の現状・課題と診断士の役割を確認する。
近年、事業承継が中小企業の重要課題になっているが、
税理士による相続税対策=「財産」承継の支援が中心で、効果的な「事業」承継の支援は行われていない。
中小企業診断士には、後継者が「ぜひ後を継ぎたい!」と思うような魅力的な「事業」へと変革する支援が求められる。

【診断士による事業承継支援のあり方・進め方】
診断士には、平時と承継時の両方で、「事業」承継のための支援が求められる。
平時では、サクセションプランに基づく1後継者(やリーダー)の育成、
承継時では、平時になかなか取り組めない2ビジョン・戦略の転換、3経営システムの構築、に取り組みたい。
支援技法と 2019 年に社長交代を機に2と3に取り組んだ講師の最新の診断事例を紹介する。

【事業承継プラン作成演習】
ここまでの講義内容を受講者自身に当てはめて、
受講者がどのように中小企業の事業承継に貢献できるかを検討していただく。
受講者に、1自身のスキル・経験の棚卸し、2事業承継支援への貢献、をワークシートに記入していただく。
検討結果を発表していだき、講師からフィードバックし、最後に全体の振り返りをする。

講師

日沖 健
日沖コンサルティング事務所・代表
1965年愛知県生まれ、1988年慶応大学卒、1998年アーサー・D・リトル経営大学院修了
日本石油(現エネオス)勤務を経て、2003年から現職。
「理論と実践の融合」をモットーに、経営戦略のコンサルティングと経営人材育成の研修を行う。
また中小企業大学校の中小企業診断士養成課程および実習インストラクター養成研修の講師として、後進のコンサルタントの指導にも注力している。
『ケースで学ぶ経営戦略の実践』『変革するマネジメント』など著書28冊

日時2021年12月4日(土)13:15~17:30(オンライン研修)
場所※コロナウイルスの影響により原則オンライン(ZOOM)での開催をしております。